top of page
検索
  • 執筆者の写真Punkcho

【レポ記事】ギフトエコノミーの仕組みでやってみたイベント。ほんとに上手くいったの??


こんにちは。

パン長です。


2020年春分。

宇宙の元旦。陰陽の平衡ポイント。


ぼくらの初めてのイベントが開催されました♪

わーいわーい。






見た感じはよくあるマルシェって感じかな?

だけど、じつはこのイベントのしくみはちょっと普通じゃなかったんです。





 

僕らがこのイベントを企画したのが1年半くらい前やったかな。


「あれ?もしかして、

もうとっくにポスト資本主義時代に入ってるんじゃない?」


そんなことをふと思いましてね。

(もっと前から感じてたのかもしれないけれども。)


で、こういうのって意識高い系の人らが前から言ってるけど

僕らの日常にはあんまり関係ないよね~

で終わらせたくないなーってのが僕の中にボヤンとありました。





で、その頃にパンダ整体院でやってる魔女会のメンバーから

「何かイベントしようよ」って声が上がったので

じゃあ、やってみよう。

どんなことができるのか、自分たちに何ができるのかわからんけど

とりあえずやる方向で動き始めよう。


そんな風にして企画が動き出しました。




僕らの共通の思いとしては


普通のマルシェするんだったら

他の人がやってるマルシェに出展すればいい。

だけど、自分たちでやるんだっていう事であれば

僕らにしかできないことをやろう。


スピリチャルってダサくて怪しいものもたくさんあるけど(ごめん)

もっとクールでかっこよかったり

かわいくてたのしくって

ファッションやアートと同じように

僕らの心を楽しませてくれるものなんだ!


って思ってました。





そして、何度もミーティングを重ねて

たくさん意見も分かれたし

方向性が迷子になることもありました。

最終的に固まったテーマが「ギフトエコノミー」




ギフトエコノミーっていうのは日本語では贈与経済って言います。

簡単に言うと




やることが楽しい、うれしい。

そんな何かをまず自分から誰かに「贈ってみる(ギフト)」

そうすると

貰った相手も嬉しい。


今度はその嬉しさをもとに

私も何かできることを別の誰かにやってみよう。

そしてそして、

それを受け取った人は、また誰かに喜びを贈っていく。


こういう循環のつながりが巡り巡って

自分のもとにも還ってくる。

思ってもみない形で。

思いもよらぬ訪問者として。



そういう仕組みです。




イベントはギフトエコノミーでやってみよう。

来てくださる方だけじゃなくて

かかわるメンバー全員がギフトの気持ちでイベントをやってみよう。


そうやって仕組みを考えていきました。






 



◎普通のマルシェの場合


1)主催者が会場を借りる(レンタル費用発生)

2)出店参加者を募る(出店料を主催者が設定して徴収)

3)広告する(広告費発生)

4)お客様に来ていただく(入場料を徴収)

5)各ブースにてお買い物(出店者に利益発生)


こういう感じですよね。




僕らはこの仕組みじゃないやり方を考えました。




 

◎月くらの場合


1)主催者が会場を借りる

  (レンタル費用は寄付する気持ちで支払う)

  (ペイできなくてもかまわない)


2)出店参加者を募る

  (各自が自分で支払いたいと思った額を支払う)

  (イベント終了時にギフトボックスに納める)


3)広告する

  (広告費も主催者が寄付の心で支払う)


4)お客様に来ていただく。

  (入場料は任意。喜びから支払える額)

  (お帰りの際にギフトボックスに納めていただく)


5)各ブースにてお買い物

  (金額をご自身で決めていただきお支払いいただく)


6)イベント終了後、出店者は参加費をギフトボックスへ。

  (経費等を差し引いて、利益もちゃんともらっていただく)

  (そのうえで支払いたい額をギフトボックスに納めていただく)



こういう感じでやってみました。






 

これってね

信頼がないとできないんですよ。





でも、ぼくは信じたかったんです。

信じてみたかった。





損得勘定だけの冷たいやり取りじゃなくて

自分から与える(ギブ)事の循環で

ちゃんと全部がうまく回って

だれも損なわれない。

だれもしんどくならない。

そいういう循環。






さて、イベントが終わってみて。




実際、こんな夢物語みたいな仕組みでイベント運営できたと思います?

結局、主催者が自腹を切って自己満足だけで終わってるんじゃないの?

そんな疑問もわきますよね。





僕も、正直、ふたを開けてみるまでどうなるかわからなかった。

ギフトエコノミーって理念や仕組みはすばらしいけど

実際に自分がやってみて、ほんとにうまくいくのか?





信じたい気持ちと

ふたを開けるのが怖い気持ち。





打ち上げのあと、

一番最後まで残ったメンバーと

一緒にギフトボックスに残っているお金を数えました(ドキドキ)

果たして会場費を賄えるだけの額が入っているのか?

経費を全部支払えるだけの額が入っているのか。

しょせん意識が高い人たちの夢物語なのか

それとも僕らの明日への希望が現実化するのか。




細かい金額は公開しませんが

結果的には会場費、経費とも

全額ペイできるだけの金額がギフトボックスに納められていました!




もう、感極まる瞬間でした。

みんなちょっと心が震えたんじゃないでしょうか。

あの瞬間。

僕はちょっとうるうるしてました。

ほんとにギフトエコノミーでイベント運営してもちゃんとできるんだ!

これだけの喜びとハピネスがあふれる空間を作り上げることができるんだ!





来てくださった皆さん。

かかわってくれたスタッフのみんな。

快く出店してくださったみなさん、商品を提供してくださったみなさん。

本当に本当にありがとうございました。



よしきんぐとのツーショット。





あー、

イベントの雰囲気のこと全く書けんかった笑

長くなったので、別記事でちゃんとしたレポ記事をあげまーす♪


(パン長)



閲覧数:140回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page